魚病学研究室では、魚介類の感染症を研究しています。

本研究室では、養殖並びに野生の魚介類の感染症、特に寄生虫病を中心に病原生物学的研究を行っています。様々な病気を研究対象としていますが、「魚介類の病気とどのように闘うか?」ということが共通の問題意識です。研究手法は病気ごとに大きく異なっており、野外調査、形態観察、感染実験、細胞培養、分類学、分子生物学、漁業者への聞き取りやアンケート等々、様々な技術・手法を組み合わせて研究を行っています。

News!

R1. 7. 29 東京湾のムラサキイガイから国内で初めて寄生原虫Perkinsus beihaiensisを発見し、本種は南米から侵入した可能性があることを示した研究がJournal of Invertebrate Pathologyに掲載されました。
(伊藤・小松・前田・良永:東京大学水産実験所との共同研究)
R1. 7. 14 海産白点虫Cryptocaryon irritansの寄生にプロテアーゼが関与していることを示した研究がAquacultureに掲載されました。
(渡邊・How・善家・伊藤・良永)要旨
R1. 6. 15 アサリ初期稚貝は寄生原虫Perkinsus olseniに感受性をもち、本虫の高レベルの寄生により死亡することを示した研究がFish Pathologyに掲載されました。(脇・良永)
R1. 5. 8 ホタテガイ閉殻筋膿瘍部から分離した細菌Francisella halioticidaは、ホタテガイの致死的病原体であることを確認した研究がDiseases of Aquatic Organismsに掲載されました。
(河原・良永・伊藤:DFO Canadaとの共同研究)要旨
H31. 4. 22 ミャンマーで初めての水産関係の学科(Department of Fisheries and Aquaculture)がUniversity of Yangonで立ち上げられ、本研究室卒業生であるKay Lwin Tun氏が教授を務めます。
H31. 3.31 本研究室の横山博先生が、岡山理科大学獣医学部教授に着任されるため、異動されました。
H31. 3. 20 アサリの消化管に寄生する新種の寄生原虫Marteilia tapetis に関する論文がJournal of Invertebrate Pathologyに掲載されました。
(伊藤:済州大学校との共同研究)要旨
H31. 3. 8 アメリカ・ニューオーリンズで開催されたAquaculture 2019でPerkinsus olseni の生活史発達に関する成果報告を行いました。(伊藤)
H31. 3. 8 ウグイの眼球炎を引き起こす寄生虫Diplostomum sp.に関する論文が魚病研究に掲載されました。(伊藤:長野水試、目黒寄生虫館との共同研究)要旨
H31. 3. 5 帆船日本丸・横浜みなと博物館で行われた第7回アサリ研究会に参加しました(良永・前田和輝・前田和毅)
H31. 3. 2-4 オーストラリア・タスマニア大学のBarbara Nowak教授が研究室を訪れ、研究交流を行いました。
H31. 3. 2-3 平成31年度日本魚病学会春季大会が東京大学で開催されました。
本研究室からは、
  • 米国サウスカロライナの海産魚類に寄生する線虫類の同定と分布(Qiazon)
  • 海産白点虫がもつプロテアーゼと感染の関係(渡邊)
  • アニサキス属線虫の生存と侵入に及ぼす水温と塩分の関係(Leandro Gomez)
  • ホタテガイから分離されたFrancisella halioticidaの病原性(河原)
  • について発表を行いました。
    H30. 12. 20 東京海洋大学で行われた平成30年度あさり勉強会に参加しました(前田)
    H30. 9. 6 フィリピン・Central Luzon State Universityで開催されたe3-STArt 2018にて講演を行いました(伊藤)
    H30. 9. 2-9. 6 カナダ・プリンスエドワード島で開催された The 2018 International Symposium on Aquatic Animal Health (isaah 2018)にて発表を行いました(良永・渡邊)
    発表テーマ
    Biosecurity for Abalones in the Distribution Process of Imported Live Abalones and Its Problems (良永)
    Characterization of Proteases of Trophont, the Parasitic Stage of Cryptocaryon irritans (渡邊)
    H30. 5. 19 論文が魚病研究(Fish Pathology)に受理されました(河原・良永・伊藤)
    Francisella halioticida, Identified as the Most Probable Cause of Adductor Muscle Lesions in Yesso scallops Patinopecten yessoensis Cultured in Southern Hokkaido, Japan.
    過去のNews
    写真(上段左から)
    カイヤドリウミグモ幼生、マダイ養殖場、白点病に罹病したマダイ、海産白点虫 Cryptocaryon irritans
    有明海の干潟、アサリ、カンパチ

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    研究室訪問は随時受け付けています。興味のある方は、お気軽にご連絡ください。

    大学院入学試験情報は水圏生物科学専攻ウェブサイトの入学・進学案内を参照してください。

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