寄生虫名 Unknown organism(分類不明の寄生体)
分類学 不明
宿主名 カサゴ(Sebasticus marmoratus
寄生部位
肉眼所見 鰓にやや透明な小さな白点が多数観察される(写真1)。
寄生虫学 寄生体はほぼ真円形で、外輪と内輪の二重構造に見えるが、外輪の部分は異物を取り囲んでいる宿主細胞(または軟骨組織)の可能性もある。外径は約300 μm、内径は約170 μm。内輪の内部は7-18 μmの細かい粒子で満たされている(写真2)。
病理学 感染魚は取り上げた後、横転して死亡したという。
人体に対する影響 不明
診断法
その他の情報 カサゴ人工種苗(0歳)で発見された。
参考文献 なし

(写真提供者:桃山和夫)

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写真2.鰓の寄生体の拡大写真。

写真1.カサゴの鰓に見られた小白点。